生活の乱れ
しかし、親が二人ともあまりにも忙しく、しかも働いてもなかなか生活が楽にならない家庭が本当にたくさんあります。夜遅くまで子どもだけの家もたくさんあり、生活の乱れも必然的に起こってきています。何よりも大切なのは「親が自分の事をしっかり見ていてくれる」という感覚が子ども達の中からどんどん減ってきているのが少年犯罪へとつながっていくのではないでしょうか。
自分のしたことに対して誰かが必ず声をかけてくれたり、ほんの少しでも頑張ったことをほめてくれたりする、そんな些細な経験の積み重ねが人とのつながりが大切なものであり、人を傷つけたり、悲しませたりすることがよくない事だという事を肌で感じ取っていくのではないでしょうか。
「教育の格差」「子どもの貧困」という話が最近よく聞かれます。格差や貧困が、今迄なら少しでも残っていた家庭の中でのつながりをより薄めてしまっているのではないでしょうか。
日記
